とらドラ! 1-10

現在10話まで進行。ラノベ原作。
唯一原作読んでるアニメ。
ジャンルとしてはやや流行の過ぎた感のあるツンデレヒロインをメインに話を展開させていくラブコメに分類されますが、中盤頃から登場人物の揺れ動く心理状態をこれでもかと描いていく若干鬱気味の少女漫画展開に移行、ってのが原作読んだ限りの感想。
まあ作者女性だし、さもありなんと言ったところなんだが――で、10話頃からその中盤に突入してこれからはお尻がむず痒くなる展開が続くわけだ。7話くらいで既に辛い。大河心揺れ動くの早すぎて辛い。ていうか、全体的に展開早すぎて辛い。
原作読了済みしか味わえない悲哀であります。だけど、これはこれで楽しいのかもしれない。
恐らく文字媒体を映像化するに当たって再現に限界が生まれた、というよりは原作は次巻で終了だろうから2クールやってその中に全部突っ込んでしまおうといった魂胆なのでしょう。少女漫画風味が(隠れた)売りの作品だけあって、原作読了組は文句も出るだろうが、個人的にはアニメは良くやってると思ってる。
3話のオリジナル回なんて原作の作風を忠実に再現してて良かったよ。まあ「盛るぜ〜超盛るぜぇぇぇぇ〜」だけで撃沈した感は大きいのですが。