あふがん

1965

1965

現在はThe Twilight SingersやGutter Twinsなどで活動しているグレッグ・デュリのバンド最終作。初期からその要素は多分にありましたが、ハードコア影響下のカミソリギターカッティングは形を潜め、結局ブラック・ミュージックのオルタナ解釈に落ち着くことに。
しかし、初期の荒々しさは完全に失われててはいても、妖艶さには磨きが掛かっている分、別物としてこれはこれで良いモノです。
Fall Out Boyマイケミなどがブラック・ミュージックのパンク解釈で人気を博している今だからこそもっと評価されるべきバンドかと思います。彼らと比べるとシブ過ぎるのかもしれませんが……。

⑤曲目収録の「66」