AC/DCの新譜

Black Ice (Dig)

back in blackとhighway starくらいしか聴いたこと無いにわかだけど、なるほど、これは気持ちが良いくらい変わってないｗ。「全く変わってない」と一見ネガティブな評価も彼らに対してはむしろ高評価と。分かりました。
彼らの新譜に対する歓迎っぷりを見ると、ベテランバンドは変に実験精神見せつけてかえって醜態晒すよりは、逆に開き直って過去の楽曲の縮小再生産をしていたほうが良いのかも、と思わされる。もちろん、リスナーのニーズに合っていることが前提だけど、盛りを過ぎて数十年も経つ大御所に求めるものなんて誰も似たようなモノ。
いくらミュージシャン本人が若々しかったところで、ファンも同じく年を取ってるのだから新しさを求めてくれるファンなんて例外中の例外なわけで、「昔の曲やれよ」と詰じられないだけのクオリティを維持できるかどうかが分水嶺ということなんでしょう。なんだか寂しい話ではあるけれども。