2009年音盤総論 その3

All My Friends

All My Friends

セカンドアルバム収録されているキラーチューンのシングル盤。ジョン・ケイルフランツ・フェルディナンドによるカヴァーも収録。どちらも良い働きをしてますけど、やっぱり原曲が一番良いです。完成度が高すぎてさすがに分が悪い。セカンド(Sound of Silver)も名盤過ぎますのでそちらも是非。
Liquid Liquid

Liquid Liquid

ポストロックのプロトタイプともいわれる伝説のバンド。トーキング・ヘッズやミニッツメン影響下(時期が同じかもしれん)のファンク風味ジャンクなパンクロック。ぶんぶん唸る極太ベースラインとジョイ・ディビジョン並のテンションの低さが特徴的。民族音楽ライクな旋律も良いアクセントとなっている。
My Brain Hurts

My Brain Hurts

ラモーンズmeetsビーチボーイズ? クイアーズが同年代のバンドの中では一番近い音楽性か。オールドスクール気質の爽やかポップパンク。ヴォーカルがとにかくしゃがれてるので、それほど爽やかというわけではないのですが、まぁとにかくキャッチーです。ニムロッドあたりまでのグリーン・デイが好きな向きにストライクかと思われます。